群馬県館林市で
”軽量鉄骨下事工事(LGS)”と
”石こうボード”や”ケイカル板”など
【天井や壁】の内装建材を施工ています
㈱中島内装の中島です
以前工事を行った現場で
修繕工事をして欲しいと
連絡があり施工してきました
修繕した部分はこちら↓
天井に付いている”点検口”です
読んで字のごとく点検をするための開口
天井の裏にある機械などを確認するため
設置する器具です
点検口についてはコチラのブログで↓
この現場で使われた点検口は
”目地タイプ”と呼ばれる枠が
とても細い点検口です
見た目はとてもスマートで
一般的に使われる”額縁タイプ”に比べて
スタイリッシュにみえるモノです
修繕する目地タイプの点検口の
周りをよーく見ると…
点検口の”枠”周りの岩綿吸音板が
ぐずぐずになっているのが
おわかりでしょうか
話によると、天井の裏を点検するため
点検口からよじ登ったものの
降りるために誤って点検口のフタに
足を掛けてしまったそうな・・・
そうそう・・・点検口に
手や足などで乗っかってはダメです
人間の重さに耐えられる程の
強度はありませんので注意してください
応急処置で枠周りを修繕したものの
スキマが空いてしまったところが
目立ってしまっちゃいました
これが目地タイプの点検口の
見た目が細いが故のデメリット部分
枠周りの見栄えがキレイに
見えなくなってしまうんです
点検口の断面の詳細図を見ればわかること
まずは額縁タイプの点検口の詳細図↓
わずか5㎜程度だけど
ボードの切り口が見えなくなります
続いて目地タイプの詳細図↓
上の図を見ればわかる通り
枠との取り合い部分に逃げか聞かず
スキマなく建材を加工しないとなりません
↑上が額縁タイプ・下が目地タイプ
スキマがないということは
ちょっとした衝撃で枠周りの建材が
破損する可能性が非常に高いんです
スキマがある部分は”コークボンド”で
補修はしましたが、見栄えがちょっとね
見栄えのために目地タイプの点検口を
使ったのに、下手すると見栄えが
とても悪くなる典型的なパターン
完全に見栄えをよくするには
点検口の枠周りの建材を
貼りかえる必要があります
見栄えを気にするのなら
”額目地タイプ”の点検口を
私はお勧めします
目地タイプの点検口より
細さはありませんが枠周りの
取り合いは見付けがあるので
とてもキレイに見えます
↑額目地タイプの点検口の詳細図
実際に見て頂ければ納得すると思うので
機会があれば改めて現物を比較
してみようかと思っています
以上になります
参考にして頂ければ嬉しいです
見た目を重視するために
このような建材を使うのはわかります
ただし、使い勝手を考えると
それはまた別の話になります
良いモノをお客様に提供するため
額目地タイプの点検口を
私はご提案する次第です
今日はこのへんで
ご覧いただきありがとうございます
これからも宜しくお願い致します