能登半島地震、日本航空学園梅沢理事長の思い | 中島 かつひとのブログ

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健康な日本に再建

能登半島地震で甚大な被害を受けた日本航空学園能登空港キャンパス。



発災直後から能登キャンパスで対応された梅沢理事長の思いです。


「嘆いても疲れていても時は止まらず学びを止めぬ動きも止めずに」


「学ぶ場は避難の地に移ろうと夢を捨てずに励み修めよ」


「ニュースには裏金の事流れても

水道の流れいつのことやら」


「空港の駐車場は人あふれ飲む水さえもなき事を知る」


「千人を超える学生学びやで笑顔交わせし思い出の道」


「天の怒り地の声なのか見つめる空に冷たい雪舞う」


能登半島地震により日本航空石川・能登空港キャンパスは甚大な被害を受けながらも、

発災直後から備蓄していた水、食料を近隣住民・避難所等に配布したり、自衛隊の緊急支援活動の拠点となり貢献し現在も復旧・復興のための様々な支援団体の拠点として貢献しています。


日本航空学園能登キャンパスがなければ近隣の発災後の事態はより深刻となっていたと、私も現地に医療支援に入り痛感致しました。


一方で学生、先生方は山梨校等で避難生活を続けています。

日本航空石川高校の春の選抜甲子園出場は被災地にとって数少ない明るい話題であり、活躍は被災地に勇気を与えてくれるものと思います。

甲子園での活躍を精一杯応援致しますが、大事なことはその後学生たちが震災を理由に教育、また就職に不利になるようなことがあってはならないということです。

もちろん被災地の学校全て同様な状況でありますが、私学である航空学園、発災時から復旧・復興に多大な貢献をする一方で過度な負担を負うことがないよう国は最大限の配慮・支援を行うべきです。