よし！！
晴れた！！
ここで買ったボトルはここで飲み干した！
また雨に閉じ込められる前にグラスゴーに一旦戻ろう！！！
さてと、、この道をどっちに行くかだな。
このまま真っ直ぐ南に下ってグラスゴーに帰るか、一旦北に向かってどうせならスコットランド最北の街インヴァネスの観光をちょびっとしてネス湖に寄って行きと違う道で帰るか。
そりゃどう考えても時間があることだし観光コースで帰るべきなんだけど、、、。
足るかな？？
お金、、、足るかな？？
まぁ、これも正確だし仕方ないんだけどグラスゴーまでのガソリン代ギリギリ残してあとは使い込んでる。
ガソリン満タン分しかお金ないんだよなー。
でも距離的になんとかなりそうだし、まぁ、大丈夫か。。
てことで色々距離やらを計算して北に向かう。
もう緯度でいうと稚内より大分北にいる。
流石に寒いね！
防寒具揃ってなかったらキツかったな（笑）
ラッキー♪ラッキー♪
てことでそのインヴァネス到着。
取り敢えずガソリンが空になってポンド全てを突っ込んで入れようとするも、、。
店員「あ、その古いお札は取り扱えません。そのノインも古いものですので残りの２３ポンド分ですね。。」
洵智「………………。」
どゆこと？？
古いから無理って、どゆことなの？？（涙）
ガソリン保つの？どうなの？
地図と走行可能距離を照らし合わせてみる。
あ、、、、キツい。。。
たかが７ポンド分。されど７ポンド分。
１０００円分のガソリンを入れれなかっただけだ一気に暗雲が立ち込める。
ありゃ、、。
ギター持ってきてないし稼げないしなー。。
ま、いっか。
途中で止まりそうになったら古いお金でも強引に入れさせてもらえるっしょ！
インヴァネスの街はスコットランドの一番北に位置してる都市。
どんな雰囲気なのかなー？？って思ってたけど想像通りのこじんまりとした素敵な街。
ネス湖が近いからお土産やさんにはネッシーのぬいぐるみとかが並んでる。
ギターはないといってもやっぱり気になるのはこの街のストリート事情。
俺ならどこで演奏するかな？って意識的なのか無意識的なのか頭の中はそういったことを考えながら街を歩いてる。
そして当然のようにスポットを探してみるとそこにはストリートミュージシャンがいたりする。
うーーーん♪いいね〜♪
街に音楽を届けるストリートミュージシャン！！
どこの街でもやっぱり素敵な存在！！
そして彼から「古いお金は銀行ですぐに変えれるよ！？」って教えてもらう☆
いやん！ゴー！！
いえぃ！
いえぃ♪
お金の問題一瞬で解決！！
まぁ、普通に考えたら持ち金が８ポンドしかないってのも変な話しなんだけどね（笑）
グラスゴーの宿に戻ったら食材も置きっ放しだし何とかなるよね♪
ひとり世界の車窓からごっこをして十分にインヴァネスを観光してハーレーに乗り込む！
次は、、、ネス湖だ！！
ネッシー探さなきゃ！恐竜見つけなきゃ！！
ネス湖がスコットランドにあるなんてことも知らなかったけどこんなにも細長いみずうみだったんだね。
こんな場所に恐竜なんて到底いそうもないのに凄いよな！？（笑）
一枚のトリック写真から世界中を巻き込んでのネッシー騒動。（笑）
本気で私財を投じてネッシー探しに没頭した人もいたくらい（笑）
ロマンだな。それはそれでロマン過ぎる（笑）
ネス湖を過ぎた辺りから雨が降り出してもう観光どころじゃなくなる。
暗くなる前になんとなグラスゴーに着かなきゃな。
ガソリンも全然大丈夫だしアクセルを回してスピードを上げて距離を稼ぐ。
相変わらずスコットランドの天気は目まぐるしくてこっちが長い距離を走っている分ころころころころ天気が変わる。
道中の景色は牧草地ではなくて西側は荒涼とした山岳地域。
スコットランドやっぱり晴れてたら旅としては最高の国かもな。
２０時頃グラスゴーに着く。
やっぱりこの街はそれなりにデカイな（笑）
田舎かから帰ってきた感覚（笑）
明日からなまた稼ぎに徹っさなきゃな。
天気と睨めっこしながら次はアイラ島に向かうための資金を貯めなきゃ！
にしてもスペイサイド 巡りは最高だったな♪
久々のシャワーとベッド！
はぁ〜〜♡
幸せ♡
〜ネッシー〜
いるはずもない恐竜を探し続けた人の話。
人はそれを馬鹿だと笑うのか、
その人は自分を馬鹿だと笑うのか。
人生なんてどれだけ馬鹿を出来たかどうかが重要なんじゃないのかな？？
どっちしても他人も人も笑ってるんだから
ネッシーを探し続けた人生は
きっと、正解だよな！
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