2・24
美軸力(5)
『腰・その可動範囲を広げる』
最近良くインナーマッスル(深層筋)を
鍛えるという情報が溢れています。
その中心はやはり身体と
下肢(足)を繋ぐ骨盤周りの筋肉でしょう。
〔5番目の腰椎と繋がる仙骨、
その仙骨と腸骨を繋ぐ仙腸関節、
そして腸骨と大腿骨(足)を
繋ぐ股関節周りの内転筋や腸腰筋など〕
ここで前回の 肩甲骨と肩関節の可動イメージを、
骨盤と股関節に当てはめてください。
自ら理解している人は、
これは同じ理屈だと気付くはずです。
(つまり身体と腕を繋ぐ箇所か
身体と足を繋ぐ箇所かの違いだけ・と)
正にこの身体の2大繋ぎ目の可動範囲を広げ、
より柔軟にすることが、健康や体力、
若々しさや美しさなどを保つ秘訣なのです。
例えば、小さな台の(階段の一段のような)
上に立って片足を乗せ、
一方の足を出して前後に何度かぶらぶら振ったあと
普通に歩いてみると、ぶらぶらさせていた足が
長くなっていることを体感できます。
これは骨盤(股関節を含む)が
予想以上に動いているということなのです。
(つまり身体は歪みやすい)
この上下・左右・前後に動く骨盤や股間節・
仙腸関節の可動範囲を広げる
=ゆっくりと大きく回すこと。
日常これだけでも、骨盤周りのインナーマッスル
(深層筋)を鍛え、そして柔軟にしていることになる。
美軸力は、この大きく回された
股関節(骨盤)をさらに嵌め込んで、
毎日の歩行を実践しようと言うことなのです。
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