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[論文の書き方]テーマパークと遊園地の違い・定義
世界主要10テーマパークグループについて解説
愛されないキャラクター「ウッドペッカー」を
なぜUSJは使い続けるのか
〜周りに嫌われない消極的な生き方は無難でいいのか?〜
作者秘密
筆者は緑黄色社会の「sabotage(サボタージュ)」という曲にコロナ禍ではまっている。
(*筆者は中島ではない)
黄緑色は若葉や青春などがイメージされるが、緑黄色はどうも枯れかかった色の代名詞みたいである。
サボタージュ↓
この曲は女優の波留主演のドラマ「G線上のあなたと私」(原作:いくえみ綾著)の主題歌である。
筆者はこのドラマをリアルタイムで見ていたのだが、オリンピックに向かって盛り上がっている人たちを他人事のように見ていた。
何故なら、アジアの隣国である中国にGDPに抜かれ、低成長で賃金が伸びない中、周りに嫌われないようにする消極的な生き方こそが無難である中で、積極的に記録に挑戦できる人に共感を覚えることができなかったからだ。
そうドロップアウトしないことが何よりも重要であり、国連の目標のSDGs(持続可能な開発目標)を達成することは日本国にとっても最大の課題になろうとしている。
この曲の詩で気に入っている部分が2つある。
①「追い越されながら見つけたのは自分らしさの欠片」
②「愛されるより愛したいと思う」
というフレーズである。
この2つの詩のあと「まだ間に合うかな 私このまま消えちゃわないように刻むの」
と続く。
閑話休題。
USJのオープニングキャラクターはかの有名な「ウッドペッカー」である。
ウッドペッカーはアメリカでは人気キャラクターである。
USJの入場ゲートが開かれるときアナウンスで「オープン!」と叫ばれ、ハリウッドドリームのバックドロップの赤い車体が落下し始める。
そこで、目の前にいるのはなかなか不人気なウッドペッカーである。
もしここが東京にある「夢の国」ならば、そのメインキャラクターの周りは人だかりになり、危険なほど混んでいる。
ウッドペッカーはその逆なのである。
(*言いにくい話、ウッドペッカーの周りにゲストが少ないので不人気と判断している。)
しかし、どんなに眠くても、寒くても、暑くてもパークがオープンする時には必ず早朝に出社している真面目なキャラクター、それがウッドペッカーである。
しかし、ウッドペッカーのアトラクションもグッズも無い。
ウッドペッカーは、USJではセサミストリートに抜かれ、スヌーピーに抜かれ、キティに抜かれ、ミニオン人気が来たと思ったら、ダメ押しのスーパーマリオ登場!
一方で「夢の国」の主役の愛され方はすごい!
キャラクターは人気商売であるため、ウッドペッカーは嵐の中、折り畳み傘で立ち向かっているようなものある。
でも、ウッドペッカーはいつも元気だ!
明るい!
頑張る!
へこたれない!
愚痴も言わない!
自虐的でもない!
努力はするが不器用で成果が出ない!
人間にもこういう人は多い!
だから他人事とは思えないのである。
以前USJには国民的愛されキャラ、ベッキー(ハーフタレント)がいた。
USJ10周年にUSJ大使として任命され、15周年にはUSJファンクラブ会長に任命された。
USJはこの5年間に奇跡的なV字回復を達成した。
ベッキーのCMの好感度で今まで相手にされていなかった関東からの集客に一役買ったと思われる。
この時代は日本中が「ゆるキャラ」ブームであったが、ここ数年ブームも去り2020年でゆるキャラグランプリは終了した。
ゆるきゃらは、愛されるために嫌われる要素を排除した結果、特徴が無くなったからではないか。
(*個人の見解です。)
SDGsについて政府のガイドラインを読むと、これによる成長戦略を実施したいようである。
30年前の日本はバブル景気で世界中の貿易黒字を独占して世界中で嫌われ者になっていた。
バブルの頃の「日本叩き」をジャパン・バッシングと言う。
なので、日本人は利口になって目立つのをやめたのではないか。
USJは2021年、日本プロ野球「セ・リーグ」と提携した。
なんとベッキーの夫は「読売ジャイアンツ」の2軍コーチである。
そうすると、USJとセ・リーグのキューピットはこの二人の可能性を否定できない。
「愛されキャラから愛したいキャラ」へキャラ変したベッキーが、テーマパーク界と野球界のコラボを通じて、コロナの影響が大きい両業界の持続可能な成長(SDGs)に一役買ってもらいたいものである。