靴の改造その3 | インソールで快適な毎日に!なかじきやのブログ

前回の更新から半年くらい空いてしまいました。

 

 

さてこの間も、靴の改造依頼を多くいただきました。

シマノRC9のboaダイヤルを移動させて、クリップバンドに干渉しないようにする加工です。

あとは靴紐への改造です。

 

前回紹介したRC9を少し改良してあります。

ハトメの位置がなるように差し込むパーツの形状を工夫してあります。

また、外側のハトメパーツの下にクッションを配置して、クリップバンドを強く締めた際の足当たりを優しくしてあります。

 

変わったものとしては、bont vaypor sの改造です。

左が改造前、右が改造後です。

この靴の難しいところは、boaダイヤルを取り外した後の切込みの処理です。

外側の切込みをカバーするような形でパーツを作り縫い付けました。

完成品はこんな感じです。

ダンスシューズっぽい見た目(笑)

 

同じくbontのzero+の改造もしました。

甲のカバーが最大の特徴ですが、このカバーを付けたままの紐靴化は一つの問題があります。

何もせずに紐をつけると、ベルクロのオス(固い方)が紐に引っかかって、紐がほつれてしまいます。

なので、フラップを付け加えて、赤丸の部分にベルクロのメスをつけました。

紐をほどいたときに干渉しにくくしてあります。

使用上は無くても問題ないのですが、練習やレース後は疲れていて紐がかからないように気をつけるのが難しいと思うので、靴の方で何かできないかと考えてこんな形にしました。

 

お気に入りの靴があるけど、ちょっと合わないなど、靴や足に関するお悩みは、ぜひなかじきやにご相談ください。