先月30・31日、根室線富良野~新得間廃止日に合わせ、2日間限定で特急ふらの号が運行された。

時刻表等では「はまなす編成」使用と表記されていたが、当日ははまなす・ラベンダー編成が混在で使用されていた。


特急ふらの号の案内表示

臨時特急ながら乗車札あり

行き先表示は「臨時」で特急ふらの号のそれではなかった

前2両はラベンダー編成

後ろ3両ははまなす編成

はまなす編成・ラベンダー編成ともにキハ261系1000番台ベースにできていることからこのような混在が可能で、これまでにもはまなす・ラベンダー編成を4両編成に短縮し、捻出した車両をとかち向け増結車として使用したこともある。
一方、ニセコエクスプレスやクリスタルエクスプレス、ノースレインボーエクスプレスはキハ183系に分類され、機械的には連結可能(フラノエクスプレスやトマムサホロエクスプレスはキハ80系の改造ながら、電気的にキハ183系仕様にしたため混在使用可能)で、キハ184をフラノエクスプレスに連結したり、ノースレインボーエクスプレスのうちピンクの先頭車が踏切事故に遭い、キハ183-1をピンチヒッターで登板させた実績もあったが、外観を損なうことなどから混在使用はあまりみられなかった。
いっぽう、はまなす・ラベンダー編成は混在使用しても違和感はあまりないことから今後も車両不具合等があった場合には今回のような前後で顔の異なる編成が見られるかもしれない。