2014アーカイブス第3回、今日は11月1日の記事を振り返ることとする。
痛タクなどで知られた、札幌市北区に本社をおく長栄交通が自己破産を申請し、倒産した。
長栄交通はタクシーの規制緩和後の2003年に創業し、エヴァンゲリオンや北乃カムイのラッピングを施した痛タクの運行や子育て支援タクシーの運行など、積極路線を打ち出してきた。
しかし積極路線の裏目で、車両増備や車庫などの増築にかかった設備投資が重荷になったことや他社にも共通して言える話だが、売上の伸び悩みなどが仇となり、今回の破産に至ったようだ。
積極路線にあった同社の破産は残念でならない。

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在りし日の痛タク。麻生駅付近にて。

また最近は円安による企業倒産の増加もちらほら耳にするのが気になるところだ。