国鉄バスの名残り

国鉄バス（北海道）がＪＲ北海道バスになって24年、現在のジェイ・アール北海道バス（ＪＨＢ）になって11年が経過している。
国鉄時代からずーっと変化していないものがある。
それは運転席のダッシュボードにある光電リレーである。


この光電リレーは中ドアの開閉やステップに人がいるかいないか、ミラーヒーターや冷房等の状況を監視するためのものである。
この光電リレーはＪＨＢ自社発注の一般用路線車全てに設置されている。
なおこの光電リレーの写真は今年９月のバスの日イベントの際に撮影したものです。


国鉄バスのミニカー 筆者所蔵のもの


2010年式のＪＨＢ車両。この車両にも『国鉄仕様』の光電リレーが設置されている。
コスト低減のため、運転席周辺だけでなく、モケット等でも事業者オリジナル仕様からメーカー標準仕様に移行しつつある今、古きよき国鉄のＤＮＡが今なお受け継がれているような気がしてならない。