札幌市営地下鉄の改札口上部には、ご覧のような看板が設置されている。

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写真は地下鉄大通駅北改札口のもので、設置時期や駅により、デザインは複数存在する。
しかしながら、南北線の一部の駅にはこれが設置されていない。

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写真は南北線北12条駅北改札口だが、案内看板がない。一体なぜなのか?
それはⅠ型改札機にある。札幌の地下鉄の改札機のうち、II型以降の機種はアーム若しくは改札機上部に設置されているランプでエラーや小児・特殊券(福祉乗車証や福祉割引、敬老乗車証)通過を示すランプが設置されているが、Ⅰ型にはそれがなかった。
アームは設置されていたものの、人感センサーしかなかったと思われる。
これを解決するため、改札機上部にご覧のようなものが下がっていた。

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これは交通局の資料を元に私が作成したものだが、グレーの部分にエラー表示若しくは小児・特殊券通過を表示していたと思われる。
Ⅰ型は1988年まで残存していたが、当時子供だった私にはおぼろげな記憶しかない。
わかりやすく、端的に言えば、Ⅰ型の名残りなのだ。