札幌市営地下鉄南北線3000系の302号車が3月25日の運用を最後に引退した。
3000系302号車は1982年4月に南北線において、朝ラッシュ時に3分30秒間隔運転実施のために導入したものである。301号車と比較するといくつかの仕様変更点がみられるが、こちらは09年8月18日付のブログに書いてあるのでそちらをご参照いただきたい。

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302号車の外観。行先表示は03年2月、試験的にLED改造された。同系列唯一のLED式表示なので異彩を放っていた。

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札幌市営地下鉄最古参だった昭和57年の製造銘板。

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これらの車内銘板等は夏に開催されるであろう、交通資料館まつりで販売されることになるであろう。

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302号車の客室内。モケットは1998年夏の全検時に張り替えられている。ちなみに3000系における新モケット第一号であった。
302号車の除籍により、札幌市営地下鉄における最古参車は昭和60年製の304号車となる。
302号車は今後鉄くずとして売却すべく、解体されることになるが、搬出作業の様子が確認できれば、このブログにてお伝えしたい。