私は学生時代、地下鉄南郷１８丁目駅の階段で派手にコケたことがある。地下鉄は一便（しかも6000系プロト車）やり過ごしたし、揚げ句の果てに翌日、車内から一部始終を見ていた女子生徒に『（本名）君、コケたしょ』と言われる始末。情けないやら恥ずかしいやら、最悪だった。
転んだ原因は無理してでも6000系プロト車に乗ろうとしたことであったが、同車亡き今となっては懐かしい思い出である。
私が階段でコケた当時はまだ東西線の西の終点が琴似で、翌年の宮の沢延長を見据えての７連化移行が始まり、２編成が７連化された頃で、７両全てが8000系という編成は東車両基地に搬入されていたものの、デビュー前でまだまだ6000系の黄金期（というか天下統一の末期）であったのだ。
なお、6000系プロト車は2007年10月に引退している。