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写真は1999年に開業した札幌市営地下鉄東西線発寒南駅の改札付近に描かれている西区のシンボルマークである。
写真を見てもわかるように、通常のタイルの色調を変えることでシンボルマークを描いているのだが、これには理由がある。
これまでに紹介した駅(円山公園駅や新さっぽろ駅)や東豊線第一次開業部分では、特注品を用いてレリーフや装飾など製作されたが、94年に開業した東豊線延長部以降の駅は地下鉄の累積赤字の問題から、建設費低廉化が至上命題となった。
低予算(というか限られた予算)でこしらえたのがこのシンボルマークだったのだ。