『if、もしも…』シリーズ、前回は旧市営緑バスについて取り上げたが、今回はキハ183系スラント型先頭車にスポットを当てよう。
キハ183系スラント型先頭車は1979年に試作車が登場し、翌年2月から特急『おおぞら』に導入された。
従来のキハ81系ブルドッグ、キハ82やキハ181の丸みを帯びたデザインとは全く異なる、他の特急型電車にもないようないかつい、角ばったデザインは強烈なインパクトを与えた。
キハ183スラント型は1983年までに24両が製造され、試作車誕生から30年を経た今でも15両が在籍し、特急オホーツクや旭山動物園号等で活躍している。
キハ183スラント型は何度も塗色変更が行われ、国鉄型、新特急色、とかち色、後述するNRE色、旭山動物園色など、そのパターンは多数存在した。ちなみに現在はとかち色と旭山動物園色しか残存しない。

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写真は私がペイントソフトを使って再現したキハ183スラント型だが、上から国鉄色、新特急色、とかち色、NRE色だ。なおNRE色は事故修復に伴い、1997年4~7月にかけ、キハ183-1が身にまとったカラーリングだ。
ここから先がif、もしもの話だ。私が再現したカラーは上から順番にNREパープルバージョン、HET色、789系0番台色だ。789系0番台色は01年秋頃に苗穂工場内に運用を離脱し、留置中だった1両に試し塗りしたのを再現したものだ。HET色のスラント型も案外様になるかも…

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