去る11月20日、札幌市営地下鉄南北線に待望の新車、5000系518号車がデビューしたことに伴い、3000系303号車が3連休をもって運用を離脱した模様だ。
303号車は全て先頭車で構成され、輸送上の足かせとなっていた2000系20編成を置き換えるべく、1985年4月1日にデビューした。1985年当時、3000系が倍(2→4編成)に増えると私は喜んだものだった。当時、小学校1年生だった私ももはや31歳。同世代ではないにしても、共に歩んできたような気がするので、廃車は残念でならない。
今日は私が引退間近の今月14日に撮影した写真を何点か掲載しておく。

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車体の形式番号表記。

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車内銘板。社紋のない末期のもの。

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車内の形式番号表記。これらの銘板は来年の交通資料館まつりで販売されるのか…

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真駒内駅にて撮影した先頭部。3103の進行方向左側の前照灯は人身事故遭遇時に破損したため、当時休車中だった3101から流用したものに交換されている。

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最後は3203の車内。

今後、303号車は車両解体、鉄くず売却に向けた準備に入る。改めて『24年半、ありがとう』と労いの言葉をかけたい。