相撲は日本の国技ということになっていたと思います。
先月の場所で、新しい横綱が誕生しました。
 久しく、日本人の横綱が不在ですが、
先日、タクシーに乗ったら、運転手さんが、
日本人が相撲が弱くなったのはトイレのせいだと聞きました。
 水洗トイレは、日本ではかなり普及しています。
水洗トイレになったことで、腰掛けて用をたすことになったっため、
昔の和式トイレのように座らなくなった。
これにより、子供の頃から、ふくらはぎ、太ももを、生活の中で自然と鍛えることがなくなり、
足腰が弱くなったことで、日本人が相撲が弱くなったのだ、
というのがその運転手さんの理論でした。
確かに、なるほどといったことがあります。
生活スタイルが変わったことで、足腰を鍛える機会が減っていることはあります。
昔のプロ野球選手で、子供の頃から、和舟をこぐ機会があったことで、足腰を鍛えることになったという話を聞いたことがあります。
 合気道の稽古をしていて、どうしても、腕や上半身で、相手を投げつけるようになってしまうことがあります。
 腕、手は、相手に届く距離が限られています。足をしっかり動かし、相手との距離を調整しなければと思っています。
 準備運動では、脚の屈伸運動、伸脚運動を入念に行うことが必要だと思っています。
うんうんといって、力任せに筋肉を痛めるのではなく、ゆっくりと息を吐きながら、徐々に、筋肉を伸ばし、緩めていくことが大事なのではと思っています。
 それぞれなりに、少しだけ上を目指し、足腰を鍛えていくことが大事なのではと思います。