シルバーウイークに入りました。春の大型連休はゴールデンウイークと呼びますが、秋の連休は、敬老の日をはさんでの連休なのでのシルバーウイークと呼ぶようです。
 シルバーウイークが明けると9月も後半に入り、運動会のシーズンとなります。
 先日のりんくう泉南道場での稽古のとき、「リレーの選手に選ばれたよ。」と、うれしく報告してくれた子がいました。頑張ってほしいですね。

 さて、中今塾でも子供が増え、年齢幅が大きく、どのように子供の部では、その都度、いろいろと考えながら指導しています。
 中今塾で、子供さんにどうことを身につけさせたいと思っておられるかは、保護者の方、それぞれにより異なるものと思っています。元気であってほしい、強くあってほしい、躾を身につけてほしい、護身術を身につけてほしい等々、いろいろあると思います。
 筆者としては、のびのびと明るく、活き活きとした子供であってほしいと思っています。
 子供の体力の回復力には、すばらしいものがありますが、集中できる時間は、1時間ぐらいであるように思います。学年も上になれば、もう少し、長い時間集中できるかもしれませんが。
 子供の部では、まだまだ育ち盛りですから、まずは、しっかりとした体力づくりを中心にと考えています。
 技の種類については、子供達の様子を見て指導していますので、内容がどうしても限られてきます。しかし、上級生にとっては同じ技ばかりでは興味をそぐことにもなりかねませんので、これからは、上級生には技の種類も増やしていきたいと思っています。
 もう一つ、大切にしたいのは、礼儀であると思っています。
合気道だけでなく、武道は礼に始まり、礼に終わります。
この考えは、塾生として稽古する以上、子供のときから、身につけてもらいたいと思います。
稽古の始めの礼の仕方などもきっちりとしたいと思います。
楽しく稽古するのはいいのですが、メリハリをはっきりとし、しっかりとした稽古にしていきたいと思います。
たとえば、稽古の始め黙想に入っている時間に遅れてきた場合は、道場の外で静かに待ち、黙想が終われば自分で小さく2礼2拍手1礼をして、列の最後尾に入って、稽古に加わるといった小さなことも大事にしたいと思っています。
一般の部の方でも、もし、忘れているようなことがあれば、もう一度、初心に戻り、子供達に則を示していただければと思っています。
 子供達を導くのに、叱る、怒る、注意する、諭すなどいろいろな方法があると思います。
 百遍の言葉より、一度の大人の行動であると思っています。
自分もまた、子供達の則となる行動を行うように心しなければと思っている昨今です。