郡言堂 | あいのうたのブログ

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みなさん、こんにちは。
最近は、体調が今ひとつだったので、集中的に読書をしていました。
島根県の石見銀山にある「群言堂」は、ご存知でしょうか。主宰なさっている松場大吉、登美さんご夫妻は、40年ほど前に、大吉さんの故郷の石見銀山の大森町で生活を始め、江戸時代から銀山で栄えていたこの地域は、2万人もの人口があったにもかかわらず、過疎化が進み、大森町は500人の集落になっていたそうです。そんな状況にもかかわらず、この土地に魅せられたご夫妻は、復古創新(ふっこそうしん)の精神-古のよきものを蘇らせそれを土台に新しい時代のよきものをつくっていく…で、群言堂というアパレル産業を立ち上げ展開すると同時に、古民家や、文化財の建物の修復や再生を手がけ、豊かな文化の発信地にしてしまいました。
本も、随分前から何冊も出されていて、TVにも特集され、やれやれ、私が疎かったのだとわかりました。
群言堂の服は、布地から、縫製まで全て今では、ほとんどのメーカーが海外生産なのに対して国産なのですが、日本のテキスタイルデザインは、ものすごい技術があるのに、コストを下げるために、海外生産になってしまい残念です。

こちらも、テキスタイルデザイナー須藤玲子さん主宰の「nuno」の布地を使ったこいのぼりのインスタレーション、印象派コレクションを観た後は、別種の創造の世界へ。