今年、2023年は一体どんな年になるのでしょうか?
正直、新年早々暗い話はしたくないですが、余りにも不透明な事が多過ぎて、
不安ばかりが募るお正月明けの一週間になっています。
というのも、当社にとって最も大切な水産資源、
つまり飯寿司の原料となる魚介類の調達が昨年に続いて、余りに不安定
だからです。
年が明けても、当社主力のキンキをはじめ、鮭類、ハタハタなどなど、入荷困難な
状況が続いており、市場関係者に聞いても「俺たちも分からない、一体どうなるのか?」
と不安な表情なのです。
それもこれも、ボヤキたくはないですが、ロシアプーチンの戦争のせい・・・・、
と思ってしまいます。
聞くと、水産資源だけでなく他の穀類や油類、建築資材や電気化学資材などなど
全ての物資が不足高騰しているとのこと。
本当に困ったものです。
それでも唯一明るい材料は、ウィズコロナ時代に入り、当社の地元北海道胆振地域の
観光地にも観光客が戻って来たことです。
当社の地元、洞爺湖温泉や北湯沢、登別などなど有名温泉地はどこも賑わっている
様子で、当社の商品もお土産で購入して頂く観光客が目に見えて増えて来ました。
深刻な物価高が続く中でも、やはり「旅には出たい」「美味しいものを食べたい」という
欲求を止めることは出来ない・・・と思ってしまいます。
私としては、経営者として今年はどのような戦略を立てるべきなのか?
新年から、思慮深淵ですが、いくらどう考えても
「前に進む」しかありません。
立ち止まってしまっては、衰退が始まるだけです。
さあ、まずは今年前半をどう乗り切るか?
原料の調達状況を見ながらの判断になりますが、
これまでの当社の顧客層とは違ったターゲットの顧客層へのアピール、
これを今年は私なりのテーマです。
まずは、一歩一歩着実に歩んで参ります。