【勉強会】八丁堀・学び塾~「行政での仕事、私のチャレンジ」 | THE ONE NIGHT STAND~NEVER END TOUR~

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「40歳からの〇〇学 ~いつまでアラフォーと言えるのか?な日々~」から改題。
書評ブログを装いながら、日々のよしなごとを、一話完結で積み重ねていくことを目指しています。

2月25日、月例の「八丁堀・まなび塾」を開催しました。
回を重ねて71回目。よく続いたものだと、自分で感心します。


今回の講師は、現役キャリア官僚の西岡邦彦さんにお願いしました。
西岡さんと僕は、中小企業診断士仲間でもあります。また、この会を共催している増岡さんにとっては、元上司にあたる方です。

という不思議なご縁でお願いしたわけですが、非常に愉快なお話を聞かせていただきました。


キャリア官僚と言いますが、僕が西岡さんと初めて会った時、西岡さんはオリエンタルランドの名刺を持っていました。出向していたのです。
話を聞くと、中国に赴任していたことはあるし、いろいろ、僕らが想像する官僚像とは違うキャリアを積んでこられていました。

まあ、どこまで書いていいのかわからないので、細かいことは書きませんが(笑)ある意味、官僚のイメージを覆された人もいるのではないかと思います。

この国では、官僚の悪口を言ってると人気が出ると思い込んでいる政治家がたくさんいます。「抵抗勢力」と決めつけて、「民間、民間」と叫べばいいと思っている、政治家、学者、コメンテーター、数多います。大阪のほうに典型的な方がいらっしゃいますね。

でも、個々人で見れば、官僚は優秀で良い人が多いと僕は思います。民間に行ってあこぎな金儲けしか考えないような人より、はるかに国家国民のことを真剣に考えていると思います。そうじゃない人もいると思いますが、どんな組織でも、まともな人もいれば悪い奴もいます。そういう例を持ち出して、官僚はダメだと言うのはおかしいでしょう。

問題は、組織のあり方であって、個人の資質ではありません。組織を変えるのは、それを使う政治家であり、どう変えるか提言するのが学者の仕事だと思うのですが
「ダメだ、ダメだ」
と叫んでいればいいという風潮を、僕は苦々しく思っています。

そんなことを感じさせる、西岡さんのお話しでした。

PS
3月は26日(木)に開催します。
テーマは
無理なく増やす資産運用~税制優遇制度を知ろう
です。