【勉強会】月例の八丁堀・まなび塾(第58回)を開催しました~テーマは『ブログをはじめてみよう!』 | THE ONE NIGHT STAND~NEVER END TOUR~

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「40歳からの〇〇学 ~いつまでアラフォーと言えるのか?な日々~」から改題。
書評ブログを装いながら、日々のよしなごとを、一話完結で積み重ねていくことを目指しています。

1月28日の夜、月例の「八丁堀・まなび塾」を開催しました。
今回で58回目。気付いたら3月は60回記念だ
(ということで3月は僕が登壇予定です)

今回は、人気の書評&万年筆ブログ
『ぷぅコッコの一期一会』
を書かれているぷぅコッコねーさんにお話ししていただきました。
テーマは『ブログをはじめてみよう!』


ご本人がすでにブログをアップしてくれています。
■【セミナー】八丁堀まなび塾でお話させていただきました!
また参加してくれた、読書王子こと杉本さんもすでに記事を書いていただきました。
■【勉強会】八丁堀まなび塾「ブログをはじめてみよう」に参加してきました
(しかし、二人とも早い。見習わないと(苦笑))

別に誰もがブログをやる必要はないのですが、「やってみようかな」と思っているならはじめたほうがいいと僕は思っています。誰のためでもない、自分にとってプラスになります。少なくとも僕はプラスになっている実感があります。

ぷぅコッコねーさんがブログを書く利点として言われていた中に
「自分のことがわかってくる」
というのがありました。ブログがたとえ日記の延長だとしても公開して人様の目にさらすわけですから、ただ主観だけで押し切るわけにはいきません。高校生の交換日記じゃないわけですから(笑)それなりの客観性を持たせないといけないわけです。

そこで考える。自分を客観視することで自分を知ることができるようになるのだと僕自身も感じています。直感や主観はとても大事なことです。自分の意見はたいてい主観に基づくものだと言って過言ではありません。しかし、そのままでは誰にも伝わらない。自分自身ですら「なぜそう考えたのか」わからない。主観を客観視することで、他人に説明できるようになるし、自分がそう考えた理由もある程度分かったきます。これを繰り返すと自分の思考パターンが見えてきて、「自分のことがわかってくる」という感じになってくるのだと思います。

文章を書く、ということだけならSNSでも可能です。Twitterは140字で短すぎますが、ひとつの投稿を一段落と考えて『連投』すればそれなりのまとまった文章にはなります。それでもブログにしかない利点はあります。それは蓄積できるということ。
SNSはフロー、ブログはストックです。あとで振り返えろうと思ったとき、SNSは(できないわけではないですが)けっこう難しい。でもブログなら割と簡単にできます。これは最大のメリットだと思っています。過去の自分を振り返ることは懐古趣味でも後退でもありません。振り返ることで多くの気付きを得ることができ、それが次の成長への糧になってきます。

ただ、ブログのメリットが「ストック」だとすると、継続していくことが大切になります。ブログをとりあえずはじめたけど続かない、という人もたくさんいます。この点についてもぷぅコッコねーさんがいつくか触れていたのですが、その中で僕が「なるほど!」ともったことは「書きながら好きをドリフトさせる」

書き続けて、自分が少しわかってきて、そうすると好きなことも変わってきます。変わってくるというより広がってくるというほうがイメージに合うかもしれません。そうなってきたら素直にそれを表現していけばいいのだと思います。

僕のこのブログ、いつの間にか『書評ブログ』と言われてますが(書評は1/3しか書いてないのに(苦笑))最初からそうするつもりはありませんでした。書きたいことを書いているうちにそうなった、というのが率直なところです。これから先も書評を書き続けるかどうかも決めてません。ビジネス書ではなく小説の書評を書くという野望もあります(実現しそうにないですが)枠にはめてしまうと続かないということでしょう。


それともうひとつ共感したのが「アクセス数をモチベーションにしない」ということ。アクセス数が全く気にならない、と言えばうそになります。せっかく書いたのだからできれば多くの人に読んでもらいたいとは思います。しかし、そこに基準を置いてしまうのは何か違うような気がしています。逆に言えばアクセスが少ないとやる気が出ないということですよね。それでは本末転倒だと思うのです。

誤解を恐れず極端に言えば、タイトルを多少炎上系にするればアクセスは上がりますし、超有名人の本の書評を書いてその人がリツイートしてくれたりするととんでもなくアクセスが増えます。でもそれをするために自分に嘘をついてしまうならなんのためにブログを書いているのかという原点がブレてしまうように思うのです。もちろん、自分が書きたいことを書いて、その上でいろいろ工夫をしてアクセスを上げることはいいことです。それは間違いない。ただ、素人がそこにモチベーションを求めると道を間違えるように思うのです。

ブログだけではないのだと思いますが、何かをはじめて、続けていくことは、それなりの苦労は伴います。しかし、それを上回る「報酬」を手に入れることができるのだ、ということを再確認できた夜でした。

PS
来月の八丁堀・まなび塾は2月21日金曜日に開催します。テーマは
『ビジネスモデル・キャンバスを使ってみよう!』
です。詳細はこちらから⇒ 【八丁堀・まなび塾】2月 「ビジネスモデル・キャンバス」