先日、日経新聞の「春秋」のコラムを読んでいたら、「道」について懐かしく興味深い記事の目が止まった。
おやじ達が幼少のころは、近所の「道」は遊び場だった覚えがある。
缶蹴りをしたり、コマまわしをしたり、かくれんぼの鬼役が仲間を探し始める出発点でもあった。
そんな遊びが出来たのも、今みたいに自動車の数が多くなかったからからもしれない
夏の季節には、通行止めにして盆踊り大会をしたりもしていた。
もちろん今と同じで、道路への飛び出しなどは、親からひどく叱られた事はあったが、それでも、今ほどの交通量ではないので、
多少の注意をしながらの「遊び場」だったのかもしれない。
しかし、経済の発展や自動車社会となった日本では、急激に悲惨な事故が増えてきたような気がする。
制限速度が決められていても、それ以上の速度で走るドライバ-もいる。
道路整備もままならないのに、電動キックボ-ドが我が物顔で走ったり、電動アシスト自転車もある時は暴走車に見える時もある。
海外のように、自転車専用道路が整備されていれば、そんな車両達も邪魔者扱いをされずに走れるのに
整備が後回しになっているのに、法規制が先行していく事に、ものすごい疑問を感じる事がある。
おやじの仕事は、公共の「道」を使わせてもらって成り立つ仕事。
だからこそ、「道」には愛着もあり感謝も尽きない。
しかし、「道「の使い方を間違えると、悲惨な事故が多発してしまう事を忘れてはいけないと思う。
これは歩行者も自動車も、両社ともしっかり考えなくてはなれないのではと思う。
皆の「道」なのだから、皆が気持ちよく使える「道」を作っていかなきゃならないと思う今日この頃の想いでした