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自閉症スペクトラム&境界知能と告知された

小学校普通級1年生の娘との日常を綴っています。

娘について



小学校からの配布物には、学校とは関係無い地域のイベントの案内がたくさんあります。その中に『これから補助輪無し自転車にチャレンジする子供向けの自転車教室』の案内がありました。娘は補助輪有りの自転車はスイスイ乗れるようになっていたので、この自転車教室はちょうど良いと思い、申し込んでみました。そして抽選の結果、参加できることになりました。


当日、会場までは電車とバスを乗り継いで行きました。娘は路線バスには乗ったことが無かったので、乗る時にSuicaタッチ→降りる前にボタンを押す→降りる時にSuicaタッチという一連の流れを教えました。


会場に着くと、5〜7歳の子供が20人くらいいました。練習を始める前に、自転車や交通ルールに関するクイズの時間がありました。その1問目が『自転車に乗る時は何でヘルメットをかぶるの?』という問題で、娘が一番勢い良く『はいっ!』と手を挙げたので、指されました💦そして、先生のお兄さんからマイクを向けられ、固まってしまう娘…


最近の娘は【注目されると話せなくなる】ことが良くあり、「これはまずい状況になった」とハラハラしながら見ていると、『頭の安全を守る』と答えることができました。ひょっとしたら、自己紹介や自分の感想では無く問題の答えを言う場面だったので、恥ずかしさの度合いが少なかったのかもしれません。とにかく、練習が始まる前の時点で娘の心が乱れてしまうことがなくて、一安心しました。


自転車の練習は、次のような流れでした。

①ペダル無し自転車に跨って歩く

②ペダル無し自転車に跨って走る

③②の状態で両足を地面から離して進む

④ペダル有り自転車のペダルに片足だけ乗せて、もう片足で地面を蹴って進む

⑤支えてもらいながら、ペダル有り自転車のペダルに両足を乗せて漕いで進む。

この練習でどんどん上手くなってあっさりと乗れるようになったお子さんもいましたが、娘はかなり怖がってしまって乗れるようにはなりませんでした。しかし、イレギュラーなイベントでも途中リタイアせずに最後まで取り組めていたので、とても頑張っていたと思います。


また、このイベントに参加して自転車の練習方法が分かったので、今後は近所の公園で練習を続けていこうと思います。