ご訪問ありがとうございます。

自閉症スペクトラム&境界知能と告知された

小学校普通級1年生の娘との日常を綴っています。

娘について



利用している放課後等デイサービスでは、月末に毎回内容が異なるイベント的な集団療育があり、普段と違って他学年との交流があります。今回は、このイベントに初めて参加した4月末のことを書きます。


この回は運動系の内容で、小1〜小3の男女8人が参加しました。前半は娘も楽しく取り組んでいましたが、後半になると雲行きが怪しくなってきました。


 ①勝負に負ける

1対1で向かい合って、音楽が止まったら置いてあるボールを先に取った方が勝ちというゲームで、娘は3年生女子と対戦しました。3本勝負で2連敗して、3戦目も手を抜いてもらえず3連敗してしまいました。(相手の子を責める気持ちはありません)

娘は悲しそうな顔をしてテンションが下がりましたが、なんとか持ち堪えました。


 ②ゲームで失敗する

お手玉を投げて箱に入れるゲームで、娘は上級生の真似をして遠くの箱を狙いましたが、2投とも失敗してしまいました。娘はさらにテンションが下がりましたが、なんとか持ち堪えました。

失敗した他の子の中には泣いてしまった子もいましたが、3年生のお兄さんがなぐさめていました。


 ③風船に触れない

風船を使った4対4のバレー対戦がありましたが、背の高い3年生同士のラリーになってしまい、娘は『私も風船を触りたい〜』と機嫌が悪くなりかけました。途中から先生が娘に風船を渡してくれたので、なんとか持ち堪えました。


 ④風船が顔面を直撃

風船バレーで相手の男の子が全力でアタックした風船が娘の顔面に直撃してしまいました。ここまでずっと持ち堪えてきたものの、さすがにこれは気持ちが折れて泣いてしまうかと思われましたが、ここでも娘はなんとか持ち堪えました。



幼稚園時代の娘は、自分が思うように事が運ばないと機嫌が悪くなり、軽い癇癪を起こしたり、全てを拒否したりすることがありました。それは1つの大きい不満の場合もあれば、小さい不満の積み重ねで機嫌が悪くなる場合もありました。


上で挙げた4つの出来事は、幼稚園時代の娘だったら1つだけでも不満が爆発していたと思われます。そのような出来事が立て続けに4つも起きたのに、最後まで我慢してやり遂げたのには、只々驚くしかありませんでした。


なぜ急にここまで我慢強くなったのか、正直なところ理由は分からないのですが、もう小学生になったのだから人前で泣いたり文句を言ったりするのは恥ずかしいと思うようになったのかもしれません。


初めての上級生との交流は洗礼を受ける形となってしまいましたが、これに懲りずに今後も月末のイベントに参加していって欲しいです。