身につまされる、ちょっと切ないお話 ~たこ焼き屋のママさん~ | なかはし院長のブログ

身につまされる、ちょっと切ないお話 ~たこ焼き屋のママさん~

みなさま、こんにちわ、なかはしです。


先日あることがありまして、他人事には

思えず、書いてみようと思いまして

興味のある方は少しお付き合いください。


9月の土曜日にあった、お話。

私がいつも買うたこ焼き屋のママさんが 
倒れて救急車が来たというお話。

そのたこ焼き屋は兵庫県某所にあり
60代後半?ぐらいのママさんが一人で経営、

店の屋号は本当になく、電話も引いてない、
ホンマに名もないたこ焼き屋。
店内は狭く、持ち帰りがほとんど。
現地に行かないと本当に情報がない、たこ焼き屋。

しかし常連さんが一杯でとても人気のお店。
私もその一人。安くて美味しいんです。(^-^)

私はここのたこ焼きしか、食べてないです。
他の店ではたこ焼き買いません(*^_^*)

たこ焼き焼いてるの待っている間にママさんと
よく世間話をして、いろいろ情報交換するぐらいの
お客に私はなりました。

ママさんは消費税が8%に上がって、値段あげたら
売り上げ激減、客足落ちて 大変やと言ってました。


その日は 店先見たら 開店してる!!

通算で4~5カ月間、体調不良で
閉店してたけど 今日は開いてる!!

じつは1か月前、久しぶりに開店したけど
2日間開店して、また体調不良になり
休んでおられました。

でも今日は開いてる!
ラッキーよかった!早速買った。


私は早めに行って買えたけど
みるみるうちに お客さんでいっぱいになり
店頭は人であふれた。

たこ焼き屋を知らん人は
「きょう開店したん?何屋さん?盛況やね」 と
それぐらい人であふれてた。

私はたこ焼き屋近くの某所で出張施術をしてました。
そこの窓からたこ焼き屋の様子がよくわかる。 
仕事場でもファンは多くて何人かは食べに行ってる。

14時くらいだった、お客さん2名待っている、
しかし厨房にママさんいない。

裏で仕込み直しでもしてるんかな?
めちゃ売れてたからな。
しかし、なんか 様子が少しおかしいな。

なかなかママさん出てこない、
おかしいと思い、お客さんも動きだした、
バックヤードの戸をあけて声かける。
でも反応がなさそう。

裏に出入りして バタバタしてる、
そして、その客は隣の喫茶店にも入っていった。

そしたら次々周りの店の人も集まってきて
子機持って血相かえて電話してる。
ある人は厨房に入って鉄板のガス消してる。

なんややっぱり様子が違う、大変なことになっているのは
窓越しでも十分わかった、
まるでサイレント・ムービーを見てるようでした。

ピーポー、ピーポー
悪い予感が的中した 救急車到着、
店前に横付けして しばらく動かない。

不幸中の幸いに救急車に搬送されず
つれて行かれずに済んだ様子。

しかし店頭には 
「しばらく休みます、たこ焼き屋」 の張り紙が。

久しぶり開店したのに、
お客様殺到したのに、
せっかく復帰したのに開店3時間ほどで 倒れた。
とても復帰を楽しみにしてたのに 
とても残念で仕方がない。せつない。

ほんま他人事ではない、身につまされる出来事。

また必ず元氣になって今度も復帰して
いつもの美味しいたこ焼きをつくってほしい。
そのたこ焼きをまた食べたい。


自分に振り返ると

私も健康に気をつけて 長く皆さまに愛していただいて
この仕事を続けたい。



体が資本、健康が一番大事。
それを教えてくれる、せつない出来事でした。