JAXA(日本の宇宙航空研究開発機構・つくば市)が開発した
日本初の月面着陸を目指す月探査機無人探査機「SLIM」(スリム)と
NASA(アメリカ航空宇宙局)などと共同で開発した
新たな天体観測衛星「XRISM」(クリズム)が搭載された
日本のロケット「H2A」が、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げに、7日無事成功しました(^^)
今回の「H2A」ロケット打ち上げは、吉川市とも関連があります。
というのも、搭載されている『月探査機無人探査機「SLIM」(スリム)』には、
吉川市が創業の地となる玩具メーカー「タカラトミー」さんがJAXAなどと共同開発した変形型月面ロボット
「SORA-Q(ソラキュー)」が搭載されているのです(^^)
「SORA-Q(ソラキュー)」はスリムが月面に着陸する直前に放出され、月面に着陸すると、一瞬にして左右に広がるように変形。スリムが月面に着陸する様子や月の様子を撮影し、その画像データを地上に届けます。
「トランスフォーマー」など変形するロボット玩具を数多く開発しており、その技術を活かしての月面ロボット開発。
約100年前に、タカラトミーを創業された、創業者・富山栄市郎氏(吉川市平沼)の思いも詰まったロケット打ち上げだったのです(^^)
吉川市ではこれまでに、富山栄市郎さんの功績をまとめたリーフレット「富山栄市郎物語」を発行したり、今後、記念展示も計画しています。
この日は、職員が手に入れた「ソラキュー」のリアル模型の試走も(^^)
数ヶ月後の月面着地がいまから楽しみです!
中原恵人