9月議会 個人質問の件名2 要旨1です。

 

昨年度の初めての議会質問から、「空き家問題」について議会質問を続けてきました。

その結果、昨年12月には、議会で質問していた市内の特定空き家が解決に至りました。

 

今回も引き続き、空き家問題についてです。

これまでの空き家対策やその有効利用について、質問しました。

 

件名2 現在の市内の空き家対策と有効活用について

要旨1は主に空家予防策を中心に、要旨2は残る特定空き家の問題と解決に向けた市の対応について質問しました。

 

まず、要旨1から。

こちらは、空き家の現状は。

そして、空き家をいかに有効利用するのか、そのための方法は何があるのか。

現在実施している政策は問題解決への一助となっているのか。

この点に注視しながら、質問しました。

 

市の答弁

「現在の空き家の相談件数は、今年8月末日時点で241件、データにて適正に台帳で管理している。」

「木造住宅補助制度の近年の利用状況として、平成29年度が5件、平成30年度が12件、今年度8月末時点で6件と増加傾向にある」

「マイホーム借上げ制度の利用状況は市内2件の物件が登録に向け審査手続き中」

「空き家バンクは平成25年3月の制度以降、累計15件の物件登録があり、今年度8月末時点で2件の物件登録」

「空き家・空き地売買等相談会は今年2月と7月の計2回を開催し、合計25組が参加。うち、7件が仲介契約予定となり、一定の効果があったものと考える」

 

空き家の相談件数は、昨年の6月議会では、市の答弁では154件ということでした。

純粋に83件の相談数が一年間で増加しているということになります。

 

この空き家の相談件数が、全て「今にも崩落する」とか、「周辺住民に危害を及ぼす」ものではありません。

ただ、「周辺住民の方が、何かしらお困りであるからこそ、市に相談している」という点は、あります。

 

市民から相談のあった空き家が、その所有者の方に少しでも市の制度を利用してもらえる、そのような環境を整備する必要があります。

 

~件名2 要旨2へ続く~