まず初めに、今の選挙権は満18歳以上の方となっています。

その中で、大学生、とりわけ下宿している学生を対象とした方への投票機会を向上させる対応策を質問でお聞きしました。

 

当市の回答は「出前授業を実施し、若者への啓発行動をしている」点、「全戸配布の中で不在者投票の周知徹底に図っているところである」点が挙げられました。

次に、投票所の増設の質問です。過去の議会でも、私たちの会派である丹羽議員や宮本議員を含め、多くの議員からされた質問の多い案件でした。私たちの会派でも、三日市での期日前投票所の設置を訴えてまいりました。

その中で、市から「来年度の大阪府議会議員選挙から、フォレスト三日市内にて投票所を設ける」旨の回答がありました。

その後の参議院選挙も行われるということで、非常に評価できる回答でした。

市内で二か所目です。市民の方からの要求、そして私たちの会派の要望が実現した大きな前進であります。

 

三点目に、大型店舗などでの期日前投票所の設置や時間延長等の検討を質問いたしました。

こちらについては、特に時間延長は予算等の関係で厳しいとの回答でした。

 

四点目に、新たな投票所の設置を求めました。こちらも設置には予算上の問題と人口減少という点で厳しいということでした。

 

件名2の最後に、交通弱者の方のために、期日前投票所の設置や現行の投票所までのバスなどの交通手段の確保を検討してもらいたいという質問です。

 

現状では厳しいということでありましたが、こちらに関しては、実は議会前に「総務省自治行政局選挙部管理課」に電話で問い合わせをいたしました。

ここでの内容は平成28年度に選挙時における指導支援について、国政選挙では「国費全額負担」、地方選挙については半額国費負担(ただし、自治体ごとに補正あり)という内容で、次の参議院選挙については、指導支援にかかる費用は原則全額国費負担です。ぜひ、次の参議院選挙で試行してもらって検証してもらいたいところです。