情報公開:今後、機密メモが「私的メモ」として焼却されるリスクは? | 中川秀直オフィシャルブログ「志士の目」by Ameba

情報公開:今後、機密メモが「私的メモ」として焼却されるリスクは?

秘書です。
それでは、今後、機密メモが「私的メモ」として焼却されるリスクについてはどう思います?



■<外交文書公開>機密電報焼却痕跡 情報公開消極性浮き彫り
毎日新聞 12月22日(水)15時0分配信

 外務省が作成・取得から30年を経過した外交文書の原則公開を徹底してから今回で3回目。沖縄関係の機密電報の一部焼却の痕跡が見つかったことで、改めて同省の情報公開に対する消極姿勢が浮き彫りとなった。

 また、同じファイルにつづられた「沖縄返還交渉機密漏洩事件」の文書がないことでは、担当者は「欠落と言い切れない」と釈明。所管課などが文書を適宜、分割統合する際に他のファイルに入れた可能性や同じ文書のコピーなので不要と判断して廃棄した可能性もあるという。

 担当者は「変なことはしていない。操作せずにやっているためにおかしな結果になっているのだと思う。ファイルにつづられた文書をありのままに公開しているだけだ」と話した。

 外交文書の公開制度は75年12月にスタートした。作成から30年以上経過しても、公開されていない文書が約2万2000冊もあり、30年公開ルールは事実上、形骸化していた。このため、岡田克也前外相は今年5月、「外交記録公開に関する規則」を施行。外部有識者を含む「外交記録公開推進委員会」が仕分けし、外相が了承したものを自動公開することになった。

 新規則で、同省は「文書をして語らしむ」との方針の下、記者への概要説明をやめている。その結果、十分な調査もされず、「焼却」の詳細や欠落の理由は不明だ。

 NPO法人情報公開クリアリングハウスの三木由希子理事は「一連の記録から一部だけ抜き取って廃棄することなど本来あり得ないし、やってはいけない。歴史的な意思決定過程が分からなくなる。文書の検証は研究者や報道機関の役目だが、外務省はそれを理由に説明の機会をなくしていいことにはならない」と指摘する。【内藤陽】


→歴史的な意思決定過程が分からなくなるのは、民主党政権下で進む「私的メモ」の拡大解釈も同様です。


2010-12-07 18:22:25
政府答弁書コメント:役人化した民主党政権による情報公開と公文書管理の事実上の空文化
2010-11-26 11:48:36
http://ameblo.jp/nakagawahidenao/entry-10729813056.html

2010-12-07 12:38:21
仙谷官房長官による国会議員の質疑権侵害の疑義がある発言に関する質問に対する政府答弁書
http://ameblo.jp/nakagawahidenao/entry-10729562977.html


「盗撮」発言関連政府答弁書:仙谷官房長官の「私的メモ」の定義に関する質問に対する答弁書の危険性
http://ameblo.jp/nakagawahidenao/entry-10718605063.html

「仙谷メモ」は私的メモ?
2010年12月01日(水) ドクターZ
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/1612