ロバートリーさん!
ブルースリーの、実の弟さんです!
没後40年の時を経て、ドラゴンの血族が来日してくださいました、なんて素晴らしい!

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笑顔がブルースリーそっくりです、
ブルースリーは神、ドラゴン、歴史を変えた改革者、レジェンド、あらゆる言葉をもってしてもあらわしきれないスーパースター。
そのブルースリーがいかにしてあのようにストイックに、貪欲に輝くようになったかを、それ以前の青春時代や、若かりし日に悩み傷つき恋をして、家族な愛された人間ブルースリーを、みていたのは家族だけ!
肉親であるロバートリーさんが自ら総指揮で、つくった素晴らしい映画、ブルースリーマイブラザー。


物語は、
俳優の子供に産まれた李小龍が、不良少年のままに50年代イギリス領の九竜で暴れまわる。

イギリス人、香港人、あらゆる不良と喧嘩に明け暮れ、女の子と遊び、警察沙汰も日常茶飯事。

敵をたくさん作り、居場所がなくなる。

そこで父親が李小龍にアメリカ行きを提案。李小龍は納得いかず、悩み出す。

そこで、あることがあって、アメリカ行きを決断するまでの青春映画。
ブルース・リーが何故アメリカに行ったのか、それが分かります。
アクション監督はチンガーロッ(80年代ジャッキー・チェンの吹き替えも彼がしていて、最近は新宿インシデントのアクション監督も彼がやった。)
エグい!詠春拳が見所。まだ李小龍がジークンドーを発案する前だから、意外にクラシックでリアルな詠春拳をベースにしたカンフーアクションが楽しめ、カンフー映画としても良質に仕上がっている。
没後40年は本作を中心にある!そう言ってもいいと思います。
実は、詠春拳練習用の木人ダミーが、20万なんだけど、今、ほしいです。

つづいて
「アイアムブルースリー」
これはアメリカのケーブルテレビのドキュメンタリーでシャノンリーがプロデュースした作品。
視聴率が高かったため劇場で公開。評判がよく、日本でも公開になる。江戸木さんが字幕、パンフレット、チラシを監修。パンフレットは秘宝も協力してる。
10年に1作!と言っても過言ではないほどの素晴らしい傑作。
インタビューにはミッキーロークから、ボクシング6階級制覇のマニーパッキャオまで出てくる!!昨年春に公開された作品だけど世界中のマニアが認めた秀作です。特に構成が素晴らしい!!映像としては、ロングビーチのカラー映像やアーナカプリフィルムもたくさん使用されているので、マニア、コレクションとしても抑えないといけない作品。ブルース・リーの死について語るシーンでダンイノサントが涙するシーンが本作にリアルで涙を誘う。
何故このタイトルか。
タイトルの「I’AM BRUCE・LEE」の意味は何か!!!作品を見ると分かります。このタイトル付けた人、天才だ!!と思わずにいられない。10周忌に「ブルース・リーの神話」が作られて公開されたように、40周忌の今年に「アイアムブルースリー」が見れる。日本はブルース・リー作品に恵まれている。とあらためて思う。これは、日本にブルース・リーが上陸した時、すでにブルース・リーはこの世にいなかったから、ブルース・リーが特別に良い待遇を与えてくれているのかもしれない。
あらためてブルース・リーに感謝したくなる作品。魂の武器!その言葉を思い出させます。