中川翔子 オフィシャルブログ Powered by Ameba-2012041023010000.jpg

この本。すごいです。絶対読んでほしい。同い年の26歳の女性が、たくさんたくさん努力してきてやりたいことをみつけて精力的に活動していたある日突然、ほとんど例のない難病にかかってしまう。社会のシステムはとんでもなく複雑で厳しく、そんな事実もなかなか知られていない。
想像を絶する痛みと苦しみのなか、ユーモアをまじえてあかるく、だけど痛みをまっすぐに記す姿、すごいです。身体だけじゃなく心までも傷んでゆく。あまりにも過酷な運命を、ありのままにあかるく、刻む大野さん。弱音が弱音じゃない。いまの運命と生きるためにたったひとりで社会というモンスターと戦う。そしてなにもかも失ったときに、恋をする。恋の力って、すごい。恋は女の子をこんなにも奮い立たせるんだ。あまりにも過酷な毎日のなかに咲く淡い想い、そのために心は身体を凌駕する。ひとのちから。ひとりでは絶対生きられない。だけどやるときめたらやることができる。

ペンと声のちからで世の中を変えてください!!本当にすごい本、絶対よんでみてください。

おしり流出事件の部分が、あまりにも想像を絶する事態を、あかるくユーモアに描く凄まじさに、衝撃でもう何回読み返したか…
運命は残酷であり、毎日誰しもがなにがおきるかわからない。きょう生きてるいまをちゃんと毎日大切にかみしめたい。