(前回の続き)
こちらからの質問とそれに対するOccupying London組の応答は以下の通り。

質問「どうしてここに占拠してるの?」
広報係「セント・ポールに入りきれなかった人がここに流れてきたんだよ」
(なーんだ、てっきり報道して欲しいから、通信社のブルームバーグのビル前にわざわさ陣取ったのかと思ってた)
質問「今何人くらいの人たちが住んでるの?」
広報係「わからないけど、100人は超えてると思う」
質問「いつから占拠し始めたの?」
広報係「10月27日からだから、もう4カ月を超えてるよ」

質問「何故占拠することにしたの?」
背高さん「子供たち、つまり新世代の人たちのためだよ。今の状態のままだったらダメだから、デモクラシーに則って、変えるためなんだ。こう見えても僕は伯(叔?)父さんなんだよ。お父さんでもあるし」
質問「誰に向けて訴えているの?英国政府?」
広報係「ちがうちがう。全員。宗教団体、文化団体、コミュニティーとかすべて。政府じゃない」
背高さん「この国の教育システムもなっちゃいないしね。そういった全体のことに気づいてもらうためにやってるんだ」

質問「それじゃあ、こういう占拠が一番強力な方法だってこと?デモなんかに比べると?」
広報係「いや、強力っていうわけじゃない。でもお互いに話をするには有効だってこと。現に君だって今話しに来てるじゃないか。そういう人を増やしたいんだ。話をするために占拠してるんだよ」

質問「ここもセント・ポール前みたいに強制退去させられる日が来ると思う?」
広報係「いつかは来るだろうね。いつ来るかはわからないけど」

質問「外のボードに『これはプロテストじゃなくてプロセスだ』って書いてあるけど、それじゃあ一体どういうプロセスをたどれば、理想的なのかな?」
広報係「うーん、むずかしいなあ・・・そうだな、これまでとは違うルートを辿って欲しいかな」
背高さん「オーガニックな感じで自己進化してくれるといいと思う」
広報係「最終目的地はわからないけど、次にやることは決まってるよ。ロンドン・ウォークを開催するんだ。イベントの詳細はここを見てね。」
「いろいろ教えてくれてありがとう」

というわけで、インタビューは終わり。
(つづく)