松本英彦さん | ナカエニッキ2

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ブログをこのアメーバに新しく引っ越しました。
スケジュール、日々のことを載せて行きます。

お久しぶりの更新です、スケジュール更新もさぼっていてすみません。

この記事から数日前になりますけれど、6/3に、松本英彦さんメモリアルコンサートというライブに出演しました。

こちらです。

松本英彦さんといえば、日本のサックス奏者の超レジェンドなお方です。
僕がサックスを吹き始めジャズを聴き始めて間もない高校のころからですらお名前を知っていたくらいです(この表現にどれくらい効果があるのかは謎ですが汗)。



今から10年前くらいにテレビドラマで、そのもっと昔の松本英彦さんが参加していた「渡辺晋とシックス・ジョーズ」というバンドの演奏の再現シーンで、僕サックス奏者役で出演したことがありまして(テレビドラマデビュー!)、そのバンドの当時の演奏音源を流しながら演技(?)するという場面がありました。


今回のメモリアルコンサートの本番前のリハーサルの休憩中に、その音源が流れたんです。

びっくりしました、そして勝手ながらご縁を感じる瞬間でもありました(テレビドラマと今回の演奏の件はつながっていません)。

加えて、僕のサックスの先生のお二人、中村誠一先生と佐藤達哉先生は、お二人とも松本英彦さんとは親交・関わりがあったと聞いています。


松本さんの演奏は、断片的にしか聞いたことがなかったのですが汗、今回のリハーサルの合間に聞いたり映像を見たりして、たくさん知ることができました。

驚きと感動だったのは、松本さんご自身の演奏スタイルが、最初のころと晩年のころで変化(進化)していまして、
言葉でカテゴライズするのはあまりよくない場合もあるというのをふまえつつ、王道のジャズ演奏&音色から、フュージョンの超絶テク&明るいポップな音色へ変化していったように思えました。
当時のジャズの変化(世界レベルでの)を、松本さんご自身が吸収・表現していたんだなあと、そのすごさに驚くばかりです。


今回のライブはみなさん年上の素晴らしすぎるミュージシャンが勢揃い、30代(もうアラフォーですが)なんて僕だけでした。
フロントはテナーが三人、峰厚介さん、鈴木央紹さん、そして僕でした、先輩方の演奏素敵でした、共演感激です。


今回の主催&メインボーカルの、松本さんの奥様とはちゃんとお会いして話すのは今回が初めてでしたが、優しく、とてもパワフルな素敵な方でした。


日本の偉大なテナー奏者の歴史に触れることができた、素晴らしい日でした。




帰り道、峰さんにいろいろお話伺った際に聞いたコンサートの話、動画を発見。