「下青島の家」
週末は、お施主様と設計事務所様、家具屋さんとで造作家具の打ち合わせを
図面上では想像しにくい部分を、使用するサンプルを見ながら取付場所で、
スケール感を確認していただきながら進めていきます。
打ち合わせ後施工図を作成し、確認して頂いてから製作へと進んでいきます。
一方大工さんは床の工事を終えて、
工場で木製建具の枠や階段材を加工しています。
工場で時間をかけて乾燥させた材料から桧の枠材を出していきます。
そのあと(真剣なまなざしで)、木目や大きさ、節の有無、材の長さなどを確認して
一本一本取付個所を考えながら、施工図を確認して材料を仕分けていきます。
選んだ材を切り出して、加工中です
鴨居の溝や細かい部分のさまざまな加工を行い、カンナをかけて完成です。
桧の枠材がきれいに仕上がっています。
このような工程や、手間をかけて既製品でない木製建具枠は加工されていきます。
これから大工さんは現場に戻り、魂を込めて一本一本、枠材を組み立てます。
「やっぱり良いな~ 手仕事は」