『下青島の家』でも、床の工事が行われています。

 

今日は施工の様子を、お伝えしたいと思います。ニコニコ

 

まずは材種

 

一階はオーク

二階はレッドパイン

レッドパインも杉と同様に明るい木目のやわらかい木で

素足にやさしい触感の材種です。ニコニコ

 

 

まず大工さんは一番最初に、梱包をすべて空けて材料のチェックを!

節の入り具合、木目どうか!?色合いのばらつきはどうか!?

 

確認しながら何百枚もある床を一枚一枚、丁寧に仕分けていきます。

 

さらに部屋の用途、優先順位に応じて使う材を振り分けます。

次に床板を仮に並べていきます。

設計士様から床方向の指示を頂いて、継手や割り付けを考えて、

小さいものが入らないように部屋全体で、どう張っていくかを決定していきます。

 

ここからが本番、施工開始ですOK

無垢特有の膨張での突き上げ等、床に不具合を出さないため

緑色の樹脂板(スペーサー)を等間隔に差し込んで

 

名刺一枚分の隙間を保持しながら一枚一枚丁寧に張っています。

 

色や木目のバリエーションが張り合わさることによって、均一ではない表情が生まれ

そのお宅だけのオリジナルになっていくんだと思います。

 

『養生が取れるのが今から楽しみです。』ニコニコ

 

完成してしまうとわかりませんが、床の工事一つでもこれだけの手間をかけていきます!!

 

 

 

しばらく作業を見ていると棟梁の飯塚君が、仕分けの時に出てきた目立つ大きな節や

色が違い過ぎる材をキッチンの下や家具の下、目につかない隠れる部分に張っていました。

 

お施主様のことを考え、見えないところに心を込める。

 

これぞ 『小さな工務店のあるべき姿』 だと感心しました。ニコニコ

 

飯塚君はいつでもお施主様のことを思い丁寧な施工をして、

どうしたら喜んでいただけるかを考える優秀な職人です。

 

技術だけじゃない、 『これも立派な職人技』です。プンプン