『道悦の家』
二階のプライベートスペースの床には杉の無垢材を選びました
施工中
杉の特徴は、やわらかい木で、とにかく👣足ざわりがよく温かみもあり
湿気の多い時期にはだしで歩くと、複合フローリングに良くある
べたっとするイヤーな感じがなく、気持ちのいいとても魅力的な床材です。
仕上げにはやわらかく、温かい感じを生かすためウレタンなど膜をつくる塗料は使わず
汚れは付きにくいけど質感を損なわない物
そして小さな子供さんもいるので、なるべく安全なものをと思い
米ぬか油の『キヌカ』をおすすめしようかと思っています
米ぬかを使って床を磨くのは、古くからの日本の知恵ですが、
その現代版といった感じです
最初に杉の良いところをお伝えしましたが、
やわらかいがゆえに、キズが付きやすいと言う、デメリットもあります
硬いものを落とせば大きなキズにもなるし、ちょっとしたことで細かいキズもできます
気になってしまうと言う方には、あまりおすすめできませんが
無垢材には直したり、目立たなくする方法もあります。
個人的にはキズなど、そんな気にしないで使ってもらい
年を重ねてあめ色になって、いい感じにこなれていく様子を楽しんでもらえたらなあ
と、思っています。
私自身、自宅の寝室や居室の床、壁。天井にまで、杉を使っている
大の『杉好き』です
キズなど気にせず11年過ごしていますが、いい感じになってきましたよ
革の財布も杉の床も自然素材は、傷がついて!、手入れして!味が出て!
自分だけのものになっていくのが、いいですよねー