蓋に付いていた2匹のサナギですが
ある朝、色が変わって
中のハネの模様が見えていたので
そろそろ出てくるかな~と気にしていました。
しかし!
次に見たときは
わぁ!!蝶だ!!!
朝ご飯を食べている15分くらいの間ですよ!?
タイミングが悪いのか
蝶が隙を狙っているのか・・・。
しかも2匹がほぼ同時に出てきたようです。
サナギになったのは1日違いなのに。
でも、、、すごくキレイ
小さな小さな卵から
よーく見ないとわからないくらいの幼虫が生まれ
黒くてイボイボの鳥のフンのように成長し
(ヒドイ表現だけどホントにそうなんです!)
さらにはいきなり青虫という全然別物になって
勇ましい兜のようなサナギになったと思ったら
1~2週間の沈黙。
出てきたら
こんなに立派で美しいハネを持った
アゲハ蝶に変身している!!
青虫からサナギになるときって
体の中の不要な物を全部出すので
サナギって意外と小さいんですよ。
あの小さなサナギの中で
この大きなハネが
どのように折りたたまれて入っていたのか、
そもそも、どのように形成されたのか、
ステンドグラスのようなキレイな模様とか
色のグラデーションとか・・・
不思議すぎます!!!!!
出てきて2時間くらいは
虫カゴの蓋や割り箸につかまって
ハネを乾かしたりしていましたが
準備が出来たようなので
自然界へ放すことに。
「広いお外が蝶のおうちなんだよ」
と言うと、娘も納得。
自分で蓋を開けてバイバイしたいとのこと。
2匹とも無事に飛び立っていきました。
感動だなぁ~
小さいときから育てているので
本当に我が子のようで
ちょっとした寂しさも・・・
娘のために、と始めた幼虫飼育でしたが
私の方がすっかりハマってしまい
暇さえあれば虫カゴを覗いてばかりの日々
まだ幼虫、青虫、サナギがいるので
観察日記はもう少し続きます