気持ちの整理がついて

 

少し落ち着いたので

 

ご報告します。

 

 

 

キラが旅立ちました。

 

年齢的にはまだまだ生きられたのに・・・と思うと

 

悲しいです。

 

とっても悲しくて

 

ふとしたときに涙がこぼれてしまうので

 

何かに集中する時間を多くつくっています。

 

 

 

先月上旬、具合が悪いなと思って

 

病院に連れていったときには

 

もう病気が進行していました。

 

 

ちゃんと精密検査ができるところ

 

専門の先生がいるところ

 

と、病院をいくつか変えて

 

でも調べるほどに

 

新たな問題が見つかって。

 

 

先生方の説明を聞いて

 

完治は難しいだろうなと

 

素人ながらに感じました。

 

 

薬があまり効かないので

 

外科的治療という選択肢もあるとのことでしたが

 

手術は賭け。

 

弱っている状態だと

 

麻酔で死んでしまう場合があります。

 

それに目の前でとても辛そうにしているのに

 

体にメスを入れる選択はできなかった。

 

 

だから、あとはもう

 

本人が少しでも辛い思い、痛い思いをしないようにと

 

それだけを願いました。

 

 

 

今まで何度もペットを見送って

 

そのたびに

 

病気に気付いてあげられなかったことを

 

後悔したのを思い出します。

 

 

そして今回も

 

自分の無力さ、ふがいなさに

 

ガッカリしました。

 

 

病気は防ぎようがないけれど

 

ここ1~2年は

 

子供ができたことで

 

あまりかまってあげられなかったし

 

そういった部分でも

 

後悔が残ります。

 

 

 

キラは最後までよく頑張りました。

 

何日か入院して酸素室に入っていましたが

 

面会に行くとちゃんと反応してくれて

 

旅立つ前日には

 

元気なところを見せようとしたのか

 

全然食べられなかったご飯や水を

 

少し舐めるところを見せて

 

安心させてくれました。

 

 

容体が急変したときも

 

私が病院に駆けつけるまで頑張って

 

浅くなっていく呼吸で

 

懸命に息をしていました。

 

 

無理に生かすだけの処置は

 

本人もイヤだと思うので望まず

 

もう覚悟を決めて

 

手をにぎって頭をなでて

 

声をかけ続けて・・・。

 

 

ときどき私の顔を確認するように頭を上げるので

 

「大丈夫。ここにいるよ。」

 

とキラに伝えました。

 

 

すごく頑張って頑張って頑張ったけど

 

ついに呼吸が止まってしまい

 

先生が

 

「あとは飼い主さんの腕の中で」

 

と言ってくださったので

 

心臓の鼓動が止まるまで

 

抱いていました。

 

 

 

身内の私が言うのもなんですが

 

最期まで諦めず健気に生きようとしていたキラは

 

本当に本当に立派でした。

 

かっこいいなとさえ思える最期でした。

 

 

この10年ちょっと

 

キラは幸せだったかな。

 

本人に聞かなきゃわからないけど

 

いつも考えてしまいます。

 

 

 

今回、キラを助けるために

 

病院の先生方、友人、友人の友人、家族

 

たくさんの人が協力してくれて

 

心から感謝しています。

 

 

ブログ読者の皆さんも

 

応援コメントを送ってくださって

 

ありがとうございました。

 

皆さんの温かい気持ちは

 

きっと届いていたと思います。

 

 

 

ちょうど仕事もしばらくなかったので

 

キラを見送ることも

 

病院の手続きも

 

気持ちを落ち着けることもでき

 

一区切りついたかなという感じです。

 

 

 

急にお別れすることになって寂しいけれど

 

動物たちは人間より寿命が短いので

 

しかたのないことですよね。

 

 

キラと過ごした楽しい日々を

 

ときどき思い出しながら

 

明日からまた仕事も頑張ります。

 

 

 

最後まで読んでくださり

 

ありがとうございました。