刻一刻と状況が変わっていきます。

原発の動きも、命懸けで作業している人たちも心配です。


被災地の方々は

物資が十分に届かない中

さらにこの厳しい冷え込みに耐えなければならず

どんなにか大変だろうと気が気じゃありません。


たくさんの方が協力して

義援金や物資を提供しているのに

なかなか現地に届かないので

本当にもどかしいです。


現地に行きたくても

ボランティアは地元の人のみ等の条件があったりして

できる支援は限られてしまいます。


今は離れていてもできる支援をするしかないんですね。



コメント欄にメディアへの批判もあり

真摯に受け止めています。


テレビ局こそ節電しろ!という声もありました。

たしかに多くの電気を使っているし

スタジオは明るいですが

テレビに映っていない部分では

かなりの照明が消えています。

廊下もロッカー室もメイク室も暗いです。

当たり前ですが人がいない部屋はスイッチを切っていますし

エレベーターは動かす台数や時間を制限しています。

足りないかもしれませんが

できるだけ節電に努めています。


被害が大きいところばかり報道するな!という声もありました。

もちろん被害の大小に関わらず

被災者・被災地であることに変わりありません。

ただ、今回の震災はあまりにも大規模なため

全体を把握して公平に報道することはなかなか困難です。

本当に申し訳なく思います。

でも、可能な限り努めてまいります。


メディア側の想いは伝わっていないかもしれませんが

親身になって懸命にやっています。

こんな状況で視聴率を考えている人なんていません。

少なくとも私が毎日現場で一緒に働いている人たちは

とにかく正確な情報を少しでも早く

皆さんの元に届けることに必死になっています。



私もせめて現地に行けたら・・・と毎日考えていますが

今は、それぞれの役割を果たすことで

支援できていると考えるしかないのかなと思います。




民放はニュース一色の毎日から

通常の番組編成に戻りつつあります。


こんな時にニュース以外の番組に出て

笑うことなんて出来ない!と思う反面、

いつまでも暗い顔をしていたらダメだという気も・・・。


葛藤の日々です。



いつも通りの番組で

テレビを観られる地域の被災者の方々が

少しでも元気になって

笑顔を取り戻してくれるといいのですが。