中田有紀オフィシャルブログ 『AKI-BEYA』Powered by Ameba



本屋大賞 第2位の本。


『神様のカルテ』



信州の小さな病院で働く内科医が


医療に関するさまざまな問題とぶつかりながら


患者さんや、同僚、家族との関係の中で


成長していくというような物語です。



ずいぶん簡単に


まとめすぎてしまったかなあせる




現在の医療が抱えている問題も提起されていますが


重く難しい内容ではなく


登場人物それぞれが爽やかで魅力的で


読んでいて温かい気持ちになるような


そんな本でした。




医療に携わる人って大変だろうなぁと


つくづく思います。



私の身近にも


親戚や友人など


医師や看護師をしている人がいたりしますが


話を聞くと


人の死と向き合ったり


病気で気持ちまで参っている人に


広い心を持って接しなければならなかったり・・・。


並大抵のことではありませんよね。



私、幼稚園の頃は


「看護婦さんになりたい!」


と言っていたんですが


もし実現していたら


ちゃんと仕事をこなせていただろうか


いや、白衣の天使になんてなれなかったんじゃないか


などと思ったりします。




健康体であることが一番ですが


人間誰しも体調を崩して


病院にかかることはあるわけです。


そんなときに


患者の気持ちをわかってくれるような


いいお医者さんと出会えたら幸せですよね。