街の小さな書店の前で人を待っていたら


ガラスに貼ってあった


手書きの


オススメ本の紹介に目がとまりました。


あ!枡野さんの本だ!





といっても、知り合いでも何でもありません。


歌人、枡野浩一さん


以前、枡野さんの短歌集にハマって


よく読んでいた・・・


つまり、ただの読者です。



そこで、我が家の本棚から


久しぶりに引っ張り出してきました。



枡野浩一 短歌集


『てのりくじら』


『ドレミふぁんくしょんドロップ』





五・七・五・七・七なんですが


皆さんが思うような短歌では


ないかもしれません。


内容がダーク。



弱さ


汚さ


妬み


諦め


虚無感


限界・・・。



隠してしまいたくなるような自分のことを


代弁してくれている感じです。



共感できるものもあれば


できないものもあり


また、その時の自分の心の状態によって


受けとめ方も違ってくる気がします。



読めばわかると思いますが


まぁ、そういう時期があっても


べつにいいと思うんですよね。


そこでずっと立ち止まらずに


抜け出す気さえあれば。


同ところをぐるぐる回っていたって


あとになれば


ちょっと道草しただけ、って


きっと思える。



そうだそうだ。



自分には


甘く


厳しく。



と言っている時点で


もう甘い気が(笑)。




話は最初に戻りますが


街の書店の貼り紙一枚


これも出会いですから


オススメの『石川くん、買いました。





去年出ていたんですね~。


これから読みます。