前回はポートレート撮影1回、しかも晴天時の外撮影でZ5とZ6IIの比較ブログを書きましたが、屋外のみならずスタジオ撮影も3回経験してからの比較検証をさせて頂きます。


そもそもNikon Z5に少し不満を持ちはじめた理由が


①暗所性能が悪い


②スタジオ撮影や屋内で人物の肌色が粗くなってしまうケースがある


という理由からでした。


果たしてそれがNikon Z6IIでは大丈夫なのか?


という事です。



実は買う前に色々調べてはみたのですが、分かりませんでした。


比較検証のyoutube動画とかあるのですが、ポートレートでってのは見つかりませんでした。


風景とかじゃなくて人の肌ってのはとても繊細なのですね。


で、特に肌の質感はポートレートでは大事です。


センサーが表面照射から裏面照射に変わるという事で劇的な変化が見られるかという問題。


結論から言いますと


変化は見られたという事です。


劇的かどうかは?マークですが、ハッキリと良くなりました。


当然高画素機のZ7、Z8、Z9には当然かなわないでしょう。


価格差が違いすぎます。


それでも、全然違うレベルだと思います。


定価約10万の差はあります。


ちなみに新品ボディのみの価格コム最安値

(ブログ書いてる時)

zfc 107,347円 APSCセンサー

 Z5 145,499円 ここからフルサイズ

Z6II 244,980円

Zf  266,600円

Z7II 371,580円 ここから高画素機

Z8  509,799円

Z9  649,800円


自分はRAWでしか撮ってませんが、lightroomにデータを通して、それがハッキリと分かりました。


Z5のスタジオ撮影で(拡大してみると)ISO200とかでもまぁまぁお肌がザラっとした感じ(ノイズがのる)が滑らかになりました。


かといってZ5がダメかというと、明るい場所だといい写真も撮れます。


コレはどっちのカメラかな?で


Z5だった事もあります。


しかしスタジオで使うとすれば断然Z6IIですね。


安定します。


その事に気づいてからはスタジオではZ6IIばかりです。最初は5対5位で使ってましたが、徐々に7対3、8対2、最終的には10対0位になるほどに。


カメラ2台体制だとレンズ交換不要というメリットはありますが、レンズ交換をしてでもZ6IIを使いたくもなります。


この2台を同時に使うデメリットとしてZ6IIが寒色系、Z5が暖色系もなるので現像時の色調整が少し面倒くさくなるってのがあります。


現像を変えなきゃいけません。


2台のカメラのデータはそれほどハッキリ違うという事です。

しかしレンズ交換って少し面倒なのです。


晴天時の外での撮影ならば2台の差は分からないレベルです。


不思議と屋内より2台の差は分かりにくくなります。


かえってZ5が良かったりもするかもしれません。


なので外では2台使いでいけます。


少し気になるのは、瞳オートフォーカスです。


Z6IIでたまに


アレ?


瞳オートフォーカスが効かない!


と焦る事があるのです。


最初はファームウェアの更新がしてないのかと疑いましたが最新のバージョンになってました。

瞳オートフォーカスはNikonのカメラは少し弱いのでしょう。(そういう評判はあるようです。)


顔にもフォーカスが寄らない時もあるので何でかなぁ、かといってピシッと効く事が大半なのですけども。


ま、何にしても今のマイブームはスタジオや屋内撮影です。


Nikon Z6II、


買って


とても良かったと思います。 


そして、もしポートレートを始めようと考えてみえる方がおみえでしたらお金に余裕があればZ6IIだと思います。


(もっと本格的にと思えば、高画素機も欲しくなるよなぁ恐らく)