博多旅 | きりんそうのブログ

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福祉分野職就労中。
東電の放漫経営と政治家の無為無策が産んだ東北震災。

オリンピック、感染症蔓延、
高齢化率は右肩上がりで、ヘルプ無しには生きられない人々。

民意が操られる、報道の自由度(61位)が低迷するこの国で
どこまで身を守ることが出来るのだろう。

週末旅。土曜日、飛行機✈️の8時半フライトは

自宅出るために5時起きだったけど、

羽田空港は元気な人たちで溢れてた。


ラウンジでは、いつものあられに加えてチョコレートが置かれてて、ちょっと嬉しかった。


さて、今回は博多座でのミュージカル・LUPIN、

福岡公演の観劇に付き合っての福岡旅。


娘は、土曜、日曜のマチネを2回、

私は千穐楽のみだけど、舞台の3時間は別世界体験としてはかなり満足。

 

福岡空港着からマチネの開演時間(12時)まで、

時間が無いので、ランチはうどん屋さんへ。

福岡うどんはこしのないトロトロ歯ごたえに、

ごぼう天とアゴだしの美味しさがクセになる。

アー、いいなぁこれ。


長いままのごぼう天が器の上に横たわって置かれるバージョンもあるけど、ここのは太めのごぼうがスライスされ、からりとして美味しいごぼうだった。

小麦粉は、福岡の農産物供給地にの糸島産。

ごぼうも、使われてる野菜は県内産とのこだわりが、開店の11時半に入ったけど次々に客が続いた。


娘の観劇の間、1月初めに3回忌の法事を迎えた

母の従兄弟宅を訪ねた。

雁ノ巣レクレーションセンター行きのバス、

「都市高速を使う便に乗ってね」と言われても、

天神郵便局前の複雑な標識が分かりづらい。

通りに沿って乗り場は4〜5ヶ所程なのに、

行き先分類が1から24、5まであって、おまけに

AとBがあり、私は21Aに乗りたいのにどの列に並ぶのか「あれ?」となった。

よく見ると、18の記載のある時刻版の中に21という部分があって、そこで良いらしい。

各箇所には電子掲示板の表示があり、やって来るバスの行き先が5本分程表示されて、

なるほどそれで分かるのだった。


無事に乗り込み、40分間ほど隣座席の方と話しを交わす。(前部分は優先席なので後部座席に並ぶ)

沖縄から月1回、施設入所中の母親の面会で帰省するっていう女性。「近いですから」と。

高校生の娘さんに付き合い、「竹下通りのお店にしか無い品を買うために東京にも日帰りした」と話すだけありフットワークは軽い。

息子さんは調理師で、イタリア修行の準備中とのことで、世界とかのバリアも低いのだろう。

「今、パリに行きたいからお金を貯めてる」と話されたので、3回程行ったと言うと、治安の心配を聞かれた。1回目の時にジプシーの子供にまとわりつかれたことがあるけど、20年位前だったし、

テロ爆発事件の後、やたらと警備が厳しくなった

(入場の際の荷物検査など)と話した。


いやー。ゆきずりの方との会話。良いね。

母の従兄弟とは子供の頃、遊んでもらった記憶が残ってて、私が小学校の頃高校生だった彼は、

男兄弟のいない私達姉妹には兄を感じさせてくれる存在だった。彼の奥さんと会ってしみじみ話すのは初めてに近かったけど、彼も、私達が肩に乗ってきたり戯れついたりしてきたと話していたらしい。


テニスや乗馬の趣味に加え、庭木の剪定や花を育てる事が好きで、レクレーションセンターではボランティアで花壇の手入れをし、近くのマリンセンターでは餌やりの手伝いをしていたという。

毎年年賀状に、その年の活動などを細かく記していたけれど、本当に濃い生き方したなぁと、

仏壇の前で思うのだった。

屋上には家庭菜園や植物の鉢が幾つも残されたと、

奥さんは話してくれた。


帰りはバスではなく、駅まで10分ほど歩くけど電車を選んだ。



香椎線は、出入りするには自分でボタンを押すのだけど、短い乗車区間なのにトイレがあって、

座席はチェック柄で可愛いかった。


夜ご飯を、5時で予約(この時間帯しか空きなし)

した、『福岡たんか』と言う牛タンのお店へ。





コースで頼んで、

選んだのはしゃぶしゃぶで食べる牛タン。

細切りのネギをしゃぶしゃぶした牛タンで丸めて食べるのが、あっさりで美味でした。

厚切り牛タンは、柔らかった。


で、1日目は終わり。