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今回の習志野市議会選挙は定数30に37人が立候補する激戦となっているが、他候補の選挙公報を見たり、人伝に演説内容を聞いて驚いた。

なんと、昨年6月議会で、市民からの公立小中学校・幼稚園の普通教室エアコン設置の請願に反対したにもかかわらず、自らの実績にエアコン設置を挙げているというのである。

 

エアコン設置が決まるまでの経緯については、詳しくは、すでに本ブログに記事としてアップしたので、それをご覧いただきたいが、あまりのことで開いた口が塞がらない。

 

小中学校普通教室への2019年度エアコン設置について思うこと

 

真実を知りたい方は是非、以下の習志野市議会のサイトにアップされた議員別賛否一覧(PDF)をご覧になってほしい。

 

平成30年第2回定例会 議員別賛否一覧

 

この一覧のいちばん左側の欄が議案番号を示し、受理番号第194号とあるのが、エアコンを設置してほしいとする住民の請願、受理番号第194号「小中学校の普通教室すべてにエアコンの設置を求める請願」である(以下の議案一覧を参照)。

 

平成30年第2回定例会提出議案

 

細かくて見づらいだろうが、そこの受理番号第194号の欄を右に見て、誰が〇を付け、×を付けているか見てほしい。

〇がこの請願に賛成した議員、×がその請願に反対した議員である。

多くの市長派の与党議員が反対し、否決されてしまったのをご自分の目でぜひご確めてほしい。

このとき可決されていれば、と思うと今でも悔しさがよみがえる。

 

選挙の前と後で、違うことを言ってはいけない。

議員定数削減などという公約を掲げながら、実際は議会でそうした提案に反対した議員もいる。

昨年の6月議会でこの請願に反対したのに、今回の公約に「体育館へのエアコン設置」を掲げる立候補者もいる。

その後、考えが変わったのか。「君子は豹変す」で、一概に批判するわけではないが(本当の気持ちであれば、ぜひ力を合わせ共に実現させるために協力したいものである)、あまりのご都合主義であるならば、首をかしげざるを得ない。