息子は大丈夫だという不思議な自信とらうらはらに、分で、秒で気持ちがかわる...

体が震えるほどの不安に襲われたりする。

今度は何度も父に声をかける。

息子は一緒?

息子は無事?

お願いだから息子を守って。

ただひらすらにお願いをする日々を過ごしていた。

息子が亡くなり、3ヵ月もしないうちに父の七回忌がやってきた。

私は行ける状態ではないと答えていたが...

父がお世話になったお寺に向かうことにした。

そこで、息子の遅くなった供養も一緒にしよう...

お経がはじまると、私と主人の間に息子がいるように感じた。

息子が亡くなった時は何も考えられず、無宗教で終わっていたあとの、本当の供養...

父に息子を託す。

私がそちらに行くまで、息子をお願い。

その気持ちだけで、椅子に座れていた。

私はお経どころではない。

あちこちのアンテナをたてて集中していた。




振り返り⑪ | miyukiのブログ



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