息子が亡くなったことを知った人たちの中で、昔から人間は死んだら終わりだと言っていた人ですら、七年前に亡くなった父に私の息子を頼むと言っていた...

父ならなんとかしてくれると思ったのか?

死んだら終わりだという人でさえ、

何故、そのように思うのか...

心の奥底にある何かが...

肉体が滅びた後も何かがあるのを知っていたからではないか...

それとも気休めの慰めか?

頭が回らない状態の中で、時折不思議に感じていた。

私の頭のほんの少しの場所で、息子を亡くした悲しみや絶望以外の何かが働く...

考えも、答えもまとまらない。

ただ...

亡くなった父が現れたその夢はリアルだった。

娘の私でなく一目散に息子に向かって歩いてきて、話をしていたのだから...

そして、目覚めたあと、息子はきっと大丈夫だ。

不思議と安心と自信が沸いてきた。


振り返り⑩ | miyukiのブログ



https://ameblo.jp/naka84327/entry-12763216581.html