霊感の強いかたと話をして、息子が今にもあがりそうだと聞いた日の夢。

夢なのか現実なのかわからない状態でウトウトしていただろうか...

横向きで寝ている私の肩あたりから息子の腕が出てきた。

おんぶしているような格好だ。

腕の長さからいうと、小さいときの息子ではなく、18歳の息子の腕の長さ。

お気に入りのボーダーの服を着ている。

明るい光の中にいた。

明るいのに眩しくない。

光の中には飼い犬が寝てる様子が見えた。

光の奥には、ドアなのか、トンネルなのかわからないがもっと明るい光が見えた。

その光の中は、あたたかい、愛でしかない空間だった。

私の頭の中に息子の感情が入ってきた。

泣きそうで、話せない様子までわかった。

覚悟を決めてお別れに来たのがわかった。

腕を撫でながら

『ここは息子のお家だから、いつでもおいで』

すると、息子は

『うん』

私が、『じいじは一緒にいる?』

息子は『いるよ、隣にいる』

と、教えてくれた。

私は涙が止まらなかった。

覚悟を決めてお別れに来た息子にかける言葉を探していた、その時...

隣で寝ていた主人が寝返りをうった瞬間にその空間が消えたのだ。

私はしばらくの間、あの愛でしかない空間の余韻に浸っていた気がする...

この世ではない、あの空間...

ちゃんと覚悟を決めて、お別れに来た息子が向かう先はあの強い光の中だ。

あまりにも凄い空間。

私は強烈な印象を受けた。

なんて、素晴らしい世界があるんだろう...

父と共に旅立った息子は、きっと大丈夫だ。

息子を亡くして絶望的な気持ちから、

希望まで見えるような気持ちに変わっていた。



2022/04/25 | miyukiのブログ



https://ameblo.jp/naka84327/entry-12739360585.html