友達や息子を可愛がってくれた先生、従兄弟たちも心配なのか通ってくれる。

誰かが来る日はフラフラ出歩くことなないが、誰も来ない日はかなりの確率で出歩いてしまう...

大体はご近所で、近くの駐車場に座っていたり、神社にいたりなのだが、一度だけ10キロ以上も歩いたこともあった...

その時は息子とドライブした道をひたすら歩いていたようだ...

もちろん、鍵もスマホも持たず、息子の遺影だけを持っている...

親切に声をかけてくれた人がいて、帰り道を教えてくれた。

ある日は夜中に出歩いていた...

近所の神社にいた。

でもその時は私が羽織っていた服のポケットからスマホが鳴っていた...

妹や主人や母から何回も鳴っていた...

その時、母の声が聞きたくなり電話にでた。

母にまで心配かけて...

怒られると思ったが、母は普通に、

ご飯は食べられてる?と聞く...

夜中の2時に変な会話だ...

私は母の声が聞けて嬉しかった。

頑張って食べてるから大丈夫と答えた。

母と会話して1分もしないうちに、私は数台のパトカーに囲まれた...

警察官が、確保、確保、と話してる。

何が起きたのかわからないうちに、私は女性の警察官に体を確認された...

私は何かしてしまったのか?

また、こんな夜中に出歩いている...

皆に迷惑をかけてしまう...

ごめんなさい。

何だかわからないうちにここにいました。と伝えた。

私は警察署に連れていかれ、主人の迎えを待って家に帰った。

誰も私を怒らない...

そのことがわたしには余計に辛く感じた。

毎日泣くことしか出来ず、気づいたらフラフラしている...

何もかも辛すぎる...

早く息子の処へ行きたい。

そのことばかり考えていた。


2022/04/14 | miyukiのブログ



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