息子が戻ったからの3日間はあっという間に過ぎた。

明日はもう葬儀だ...

身内と、可愛がってくれた先生と友達親子だけの小さい葬儀。

皆、ギリギリまで息子を触ってくれる。

途中、息子を感じた。

一番後ろあたりにいるような...

もしかして、自分の葬儀を見てるのかも...

何度か振り返って見ても誰もいない...

気のせいだ...

だって息子は棺の中にいるんだし...

泣き崩れながら一瞬感じた息子を私はこれから探すことになるとは思いもしなかった。

息子を感じた一瞬も、火葬場での最後の最後のお別れの時には忘れていた。

私達の手元から離れ、係の人が連れていく時、私は今までで一番大きな声で息子の名前を叫んだ。

ごめんね、ごめんね...

涙が止まらなかった...


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