自宅に着くと、娘は泣きじゃくっていた...

ただ背中をさするだけしか出来ない...

私のたった一人の弟が...と泣きわめく娘にもかける言葉がない...

間もなく、妹から電話がきて説明した。

そして、友達も来てくれた。

気持ちはついていけないけど、準備しなきゃいけないことはある...

あまり何も考えられない私にかわり、友達が準備をすすめてくれた。

ただ、ただ、ぼーっとしてしまう私だったが、ふと、息子は誰かに話したいことはなかったか...

誰かに連絡すべきなのか...

そんなことを思った...

友達関係は警察が息子のスマホを預かっているためわからないが、息子を1歳の時から可愛がってくれた幼稚園の先生がいる。その先生には辛いけど、伝えよう...

私が泣いてるのを見て、娘が、私がかけるよと言って伝えてくれた。

明日は、妹や母、先生も友達も来てくれる。

葬儀屋さんとの打ち合わせもあるので、

忙しいのは何となくわかる...

今夜は早く寝よう。

夢なら覚めるはずだ。そう思っていた。


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